可愛い生徒が卒業

小学校3年生から通って来てくれた愛花ちゃん。県外の大学に行ってしまいます。

当時、初めて門下の門を叩いてくれた時、ショパンのワルツ1番を弾いてくれました。凄いテクニックの持ち主で驚いたのを昨日の事のように思い出します。

コンクールに落ちても、次のレッスンではニコニコしてレッスン室に入って来てくれました。

連弾は、人を選ばず、誰とでも組んでコンペに出てくれました。

「先生、疲れちゃったな、この仕事やめようかな」と愚痴ると、「先生は辞めちゃダメですよ」と笑って言ってくれました。

昨年、富山県青少年音楽コンクールで中高生の最優秀賞を取って、2人で電話口で泣きました。

知らず知らずのうちに、ご父兄方がママを飛び越えて愛花ちゃんとラインでコンタクト取っていました。笑

他の先生方やご父兄方、みんなから愛された愛花ちゃん。

ママは、何も口出しせず、愛花ちゃんのやる事を静かに見守って下さいました。

送迎役のパパは、いつも車の窓を開けてほのかに聴こえてくる愛花ちゃんのピアノの音を、目をつぶって楽しまれていたそう。今回の青少年の本選の日、英雄ポロネーズを聴くためにお休みを取って楽しみにして下さっていたのに、予選通過ならず。涙を呑みました。

みんながみんな寂しくなります。

「少し」ピアノを離れて大学生活を謳歌して下さいね!!!笑笑